【レディヒート】ハウス内温度より植物体の温度が重要! ~ミスト 対 レディヒート~ - 誠和アグリカルチャ

MODEL CASE
施用方法 / 施用事例

2019.07.05 ハウス塗布剤

【レディヒート】ハウス内温度より植物体の温度が重要!  ~ミスト 対 レディヒート~

レディヒート使用事例 福島県矢吹町

作物    トマト(抑制栽培)

ハウス仕様    丸屋根連棟ハウス(POフィルム) 軒高:2.0m

塗布日            2019/6/25

塗布方法        動噴鉄砲ノズル

使用缶数        2.5缶/10a

使用目的

高温期の品質向上・収量増加

労働環境の改善

結果

2019/6/27 の晴天時に植物体温度を測定。
ミスト区レディヒート区(ミストなし)での比較を行った。
ミスト施用方法:ハウス温度25℃以上、湿度55%以下の条件で20秒おきに15秒間噴霧

・体感でのハウス内温度はほぼ同等。
・ミスト区に比べて平均で2.4℃低い葉温を観測。
・ミスト区に比べて平均で2.3℃低い果実温を観測。

体感でのハウス温度は一緒なのに、ミスト区よりもレディヒート区のほうが植物体温度が低くなっているのはどうして?ミスト区のほうが温度が下がりそうなものだけど・・・

ミスト装置は気化熱によってハウス内気温を下げるためのもの。ハウス内気温が下がれば植物体温度も下がるけど、熱線は強いまま届くので植物は熱くなってしまう。一方、レディヒートは植物に届く熱線自体を減らすことができる。だから、植物体温度で比較するとレディヒートのほうが低くなっているんじゃないかな?

室温だけじゃなくて植物体温度を見るといろんなことが見えてくるね! 植物が直に感じている植物体温度が下がれば、生育にもいい影響が出てきそう!

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