【レディヒート】遮光ネットより収量UP!~屋根の温度にご注目~

レディヒート使用事例 熊本県八代市
作物 トマト
ハウス仕様 パイプハウス(POフィルム)
間口:6m×奥行:105m×6連棟 軒高:1.65m
塗布日 2020/5/5
塗布方法 動噴鉄砲ノズル
使用缶数 2.5缶/10a
使用目的
高温期の品質向上と労働環境の改善
結果
①ハウス屋根面の撮影
・2020/5/13の11:30頃(快晴時)に表面温度を測定。遮光ネット(50%)区に比べレディヒート区では6.2℃低い表面温度を観測。


レディヒートを使うと、被覆材の上に直接遮光ネットをかけるよりも屋根面の温度が上がらなくて済むんだね!
遮光ネットはネット自体が熱を持ってしまうんだ。そのためハウスの屋根面に湯たんぽが乗っているような状態になってしまうんだ。
つまりネットの熱がハウス内に伝わり、植物体の温度が下がりにくくなってしまうんだ。


そうなんだね!
ハウス内環境や栽培の結果はどうなったのかな?
②PARと植物体温度温度の測定
・2020/5/13の11:30頃(快晴時)に光合成有効放射(PAR)・果実温・成長点付近の葉温を測定。
・遮光ネット区に比べレディヒート区では1.9倍のPARを観測。
・遮光ネット区と比べレディヒート区では果実温1.2℃、成長点付近の葉温3.7℃の差を観測。
・遮光ネット区と比べレディヒート区ではサイズアップにより3割程度増収となった。


遮光ネット区に比べて、光合成有効放射(PAR)は1.9倍、果実温で1.2℃、成長点付近の葉温で3.7℃の差があったんだね!
この差がどうして1週間で3割の増収につながったんだろう?
理由は2つあるね。
1つは、外被材に近い成長点付近の温度が抑えられたことによって呼吸による消耗が少なかったため。
もう1つは、遮光ネット区に比べてPARをより多く入れることができたためだね。
そもそも1週間で果実の数を3割も増やすことはできないよね?
ということは、RH区のほうが光合成がより多くできて果実のサイズアップに繋がったからじゃないかな?
今回ご使用いただいた方に伺うと、遮光ネット区に比べて1~2サイズ大きいトマトが収穫できたそうだよ!


やっぱり光って大事なんだね!
レディヒートを使って増収するイメージが具体的になったよ!